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09月06日-01号

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  1. 真庭市議会 2022-09-06
    09月06日-01号


    取得元: 真庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    令和 4年 9月第3回定例会令和4年9月第3回定例会             真 庭 市 議 会 会 議 録             令和4年9月6日(火曜日)             ───────────────             議  事  日  程(第1号) 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 行政視察について 第 4 認定第 1号 令和3年度(2021年度)真庭市一般会計決算の認定について 第 5 認定第 2号 令和3年度(2021年度)真庭市国民健康保険特別会計決算の認定について 第 6 認定第 3号 令和3年度(2021年度)真庭市後期高齢者医療特別会計決算の認定について 第 7 認定第 4号 令和3年度(2021年度)真庭市介護保険特別会計決算の認定について 第 8 認定第 5号 令和3年度(2021年度)真庭市介護保険特別会計介護サービス事業勘定)決算の認定について 第 9 認定第 6号 令和3年度(2021年度)真庭市浄化槽事業特別会計決算の認定について 第10 認定第 7号 令和3年度(2021年度)真庭市津黒高原観光事業特別会計決算の認定について 第11 認定第 8号 令和3年度(2021年度)真庭市クリエイト菅谷事業特別会計決算の認定について 第12 認定第 9号 令和3年度(2021年度)真庭市温泉事業特別会計決算の認定について 第13 認定第10号 令和3年度(2021年度)真庭市水道事業会計決算の認定について 第14 認定第11号 令和3年度(2021年度)真庭市下水道事業会計決算の認定について 第15 認定第12号 令和3年度(2021年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計決算の認定について 第16 報告第 5号 令和3年度(2021年度)決算に基づく財政健全化判断比率等について 第17 報告第 6号 専決処分の報告について 第18 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について 第19 議案第54号 真庭市地域情報化施設の指定管理者の指定について 第20 議案第55号 真庭市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について 第21 議案第56号 真庭市税条例等の一部改正について 第22 議案第57号 工事請負契約の締結について 第23 議案第58号 真庭市久世エスパスセンターの指定管理者の指定について 第24 議案第59号 工事請負契約の締結について 第25 議案第60号 工事請負契約の締結について 第26 議案第61号 真庭市自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の一部改正について 第27 議案第62号 字の区域の変更について 第28 議案第63号 令和3年度(2021年度)真庭市水道事業会計処分利益剰余金の処分について 第29 議案第64号 令和3年度(2021年度)真庭市下水道事業会計処分利益剰余金の処分について 第30 議案第65号 真庭市神庭の滝自然公園の指定管理者の指定について 第31 議案第66号 令和4年度(2022年度)真庭市一般会計補正予算(第3号)について 第32 議案第67号 令和4年度(2022年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)について             ~~~~~~~~~~~~~~~             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第32まで             ~~~~~~~~~~~~~~~             出  席  議  員(24名)   1番  緒 形   尚 君         2番  伊 賀 基 之 君   3番  黒 川   愛 君         4番  淺 野 和 昭 君   5番  吉 原 啓 介 君         6番  福 島 一 則 君   7番  柴 田 正 志 君         8番  妹 島 弘 和 君   9番  森 田 敏 久 君        10番  大 月 説 子 君  11番  伊 藤 義 則 君        12番  加 藤 大 悟 君  13番  西 田 文 子 君        14番  氏 平 篤 正 君  15番  長 尾   修 君        16番  入 澤 廣 成 君  17番  庄 司 史 郎 君        18番  小 田 康 文 君  19番  岩 本 壯 八 君        20番  妹 尾 智 之 君  21番  古 南 源 二 君        22番  中 尾 哲 雄 君  23番  森 脇 正 和 君        24番  河 部 辰 夫 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             遅 参 ・ 早 退 議 員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             説 明 の た め 出 席 し た 者市長       太 田   昇 君    副市長      伊 藤 敦 哉 君危機管理監    池 田 敏 浩 君    総合政策部長   有 元   均 君総務部長     金 谷   健 君    生活環境部長   今 石 久 嗣 君健康福祉部長   江 口 祥 彦 君    産業観光部長   木 村 辰 生 君産業政策統括監  石 井 裕 隆 君    建設部長     頭 山 龍 一 君会計管理者    橋 本 敏 郎 君    消防本部消防長  大 美   勝 君蒜山振興局長   行 安 太 志 君    北房振興局長   大 塚 清 文 君落合振興局長   河 本 京 子 君    勝山振興局長   河 島 賢 治 君美甘振興局長   今 石 健 司 君    湯原振興局長   畦 崎 宜 久 君教育長      三 ツ 宗 宏 君    教育次長     安 藤 紀 子 君湯原温泉病院事務部長            監査委員     近 藤 英 幸 君         中 谷 由紀男 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長   三 浦 祥 靖 君    参事       齋 藤 香 織 君主幹       池 田 政 師 君             ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開会 ○議長(小田康文君) 皆さんおはようございます。 本日、令和4年9月第3回真庭市議会定例会が招集されまして、皆様には御参集をいただき、御苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は24名全員であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、タブレットに配信しておりますとおりであります。 それではまず、諸般の報告をいたします。 市長から提出のありました地方自治法第243条の3第2項の規定による真庭市が出資する法人の経営状況を説明する書類、真庭市債権管理条例第13条第2項の規定による令和3年度真庭市債権管理条例に基づく私債権放棄報告書、指定管理施設の事業実施結果に関する資料及び議会運営に関する決定事項、申合せ事項の規定による報告については、タブレットに配信しておりますとおりでございます。後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で配信資料の確認をお願いし、諸般の報告を終わります。 次に、市長より挨拶並びに諸般の報告をお願いします。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) マスクを外させていただきます。 皆さんおはようございます。 本日、ここに令和4年9月議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御参集いただき、誠にありがとうございます。 冒頭に、安倍元総理の逝去に衷心より哀悼の意を表しますとともに、問答無用で貴い命を奪う卑劣な行為は決して許すことができません。一方で、政治家が自己の政治活動の現世利益を優先して、旧統一教会及び関連団体の反社会的な活動を事実上容認し、彼らにお墨つきを与えてきたことが国民の多くの被害とこのような惨事を引き起こす誘因になったこと、世論やマスコミの力によりようやく見直しを始めようとしているスピード感と本質的な反省の欠如自体、猛省しなければならないことであります。真庭市においても、統一教会系団体のイベントを後援したことを反省しています。 また、ロシアのウクライナ侵略が長期に及ぶ様相を見せ、原子力発電所が軍事的人質になる危険性も現実になりました。市民の皆様にウクライナへの粘り強い人道支援を訴えます。 さきの大戦後、世界秩序を力で変更しない努力を積み重ねてきたにもかかわらず、世界中で軍備の増強や拡大が叫ばれている今日、不幸にして日本国憲法前文が輝きを増しています。日本の取るべき道は、過去の歴史を学び、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した国民として、日本国憲法の下、民主主義の強化と永久平和の実現に向け、一丸となって努力していくことではないでしょうか。私も、今週に広島で開催される平和首長会議に参加するなど、微力ながら世界と日本の平和のために尽力する覚悟です。 真庭市では、国際協力機構(JICA)が発行するピースビルディングボンド、平和構築債を7月に2億円分購入しました。この債権は、戦争や紛争被害からの再建や避難民を支援する事業に充てるために発行されたもので、資金運用面でも微力ながら国際貢献したいものです。 次に、新型コロナ感染症については、第7波の感染拡大により医療の逼迫が懸念される状況が続いており、岡山県が発出しているBA.5対策強化宣言の期間が9月末まで延長されました。高齢者などの重症化リスクの高い方の命と健康を守るためにも、引き続き基本的な感染対策の徹底をお願いします。 また、ワクチン接種については、4回目の接種率が昨年時点で60歳以上人口比で61%、3回目接種者に占める割合は65%となっています。今月末以降、ワクチン配送量を踏まえつつ、オミクロン株に対した新しいワクチン接種が順次始まる見込みです。真庭市では、対象となる方への迅速な案内ができるよう準備を進めています。御自身はもとより、御家族や周りの方の健康を守り、重症化を防止するために、積極的なワクチン接種をお願いします。真庭市としても、このような感染症対策は継続しつつ、国や県の施策や動きを注視しながら、市民の暮らしや経済を支える時宜にかなった施策を展開してまいります。 長引くコロナ禍の影響やウクライナ危機により、世界経済が不安定化し、さらに急速な円安の進行で全国的に物価が高騰しており、市民生活や地域経済への影響が懸念されます。市としても、商工会やJA、金融機関など市内経済団体と地域経済の現状や先行きについて意見交換を行うとともに、先月1日に私を本部長とする真庭市物価高騰対策本部会議を開催し、物価高騰対策の基本方針や具体的な支援事業について検討し、本定例会に関連事業予算を提案します。今後とも新たな状況と国の動向を踏まえ、機敏な対応をする考えでありますので、議員各位の御理解のほどよろしくお願いいたします。 さて、真庭市は、4月に全国に先駆け、脱炭素に先進的に取り組む先行地域に選定されました。先行地域としての大きな分野は、1、市民自らの取組を市民自らが考え実行する規範づくり、2、省エネや脱炭素に向けた市役所の具体的取組、3、創エネ、再生可能エネルギーの地産地消の3つです。 まず、1つ目の市民の規範づくりについては、温室効果ガス排出抑制等を推進するための真庭市地球温暖化対策実行計画、区域施策編を策定することで、先月29日に立ち上げた、高校生や若手経営者、子育て世代といった次代の真庭を担う方々を中心にした市民会議において、皆さんの声をお聞きしながら進めてまいります。 次に、2つ目の省エネ推進については、公共施設においてLED化や太陽光発電設備の設置を推進する方針で、まずは振興局庁舎や久世エスパスセンター湯原温泉病院など7施設の設計費用等の補正予算を本定例会に提案します。あわせて、公用車、普通車についても、令和12年度、2030年度までに100%次世代化する目標であります。軽自動車についても積極的な導入を考えており、今年度、軽EVカーを2台導入する予定です。 また、生ごみ等資源化施設事業については、真庭市廃棄物減量等推進審議会において、施設の在り方や集約化後の課題や対応策など新たな廃棄物処理体制の検討を進めており、年度内にも成案を得る予定です。 3つ目の再生可能エネルギーの地産地消については、第2バイオマス発電所に取り組んでいますが、実現に向けて大きな課題があります。バイオマス燃料の安定供給や市内送電の可否等の技術的な課題については、専門人材を中心に、最新の技術動向なども含め、複層的な検討を進めておるところであり、市民、市内事業者の皆様の声にも丁寧に耳を傾けながら検討を進めてまいります。燃料の安定供給も課題であり、広葉樹、早生樹の燃料化の一つとして、今年度からヤナギの活用に取り組むこととし、三菱UFJ信託銀行の支援を受けて、真庭森林組合と共に苗木生産の実証事業を始めました。耕作放棄地や山林伐採跡地への植栽が可能となれば、農地、山林の保全や燃料の長期安定確保といった課題への解決につながるものと考えています。 脱炭素社会の実現は、世界共通の喫緊かつ最重要課題です。中山間地域の小さな自治体にどこまでの力があるか分かりませんが、未来を切り開く先導役として、市民、議会、行政が一丸となってこの大きな課題に挑戦していこうではありませんか。 それでは、市政の現状と最近の成果、今後の取組について、その主なものを報告いたします。 1つ目は、安全・安心で魅力的な地域づくりです。 真庭市では、共生社会を市民と共に実現していくため、共生社会推進市民会議、仮称の設立を目指しています。9月1日には、市内有識者による世話人会を開催しました。今後はこの世話人会を中心に、市民会議の在り方や役割などを丁寧に話し合い、共生社会に対する認識を共有しながら、市民総参加の市民会議設立に向け準備を進めてまいります。 手話言語の普及啓発については、当事者の方と市が実行委員会を組織して、映画「咲む」の上映会を7月31日に開催し、私も参加しました。167名の方に御来場いただき、感動した、心を揺さぶられたなどの感想が多数寄せられ、手話言語に対する理解を広げることができました。また、手話言語施策のロードマップの策定を検討している滋賀県大津市から講師の派遣要請があり、本市手話通訳士が講演を行いました。今後もロードマップに掲げる施策を計画的に展開し、共生の地域社会まにわの一端を担ってまいります。 共生社会と回る経済推進の重要なツールとなるデジタル地域通貨については、システム運営の肝となる金融機関との調整が整い、6月29日に真庭商工会、中国銀行、トマト銀行、真庭市の4者で電子地域通貨による持続可能な地域づくりのための連携協定を締結しました。今後は4者を中心としたコンソーシアムや庁内プロジェクトチームで実用性の高い実装機能の協議を進めていくとともに、早期の基盤構築完了と今年度中の運用開始を目指し、実証運用に必要な予算を本定例会に提案します。 SDGsの普及促進については、県内のSDGs未来都市である真庭市、岡山市、倉敷市、西粟倉村が連携し企画提案したSustainable Value Creation Tourが内閣府の広域連携SDGsのモデル事業の選定を受けました。今後、脱炭素やESD、持続可能な開発のための教育が体験できるモニターツアーを実施し、広く普及啓発を図ってまいります。また、6月22日と8月24日には、真庭市SDGsパートナーによるミーティングを開催しました。今年度は、身近な課題をSDGsに当てはめ、169のターゲットの真庭市版作成を目指します。 昨年度スタートした第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略は、2025年までの5年間の中期計画ですが、7月に開催した庁内推進本部会議において、2021年度の取組状況の評価や検証を行い、その結果を各常任委員会と総合計画審議会に報告したところです。単年での基本目標はおおむね達成できている状況ですが、未達成指標の原因分析を行いながら、進捗管理や評価検証による不断の見直しを徹底するとともに、人口減少対策などを中心に、前例にとらわれない思い切った対策を検討してまいります。 次に、市民の健康づくりについては、先月から、国民健康保険に加入している20歳以上の方を対象に、湯原温泉病院プール、水夢、白梅総合体育館の利用料金などを支援する運動習慣きっかけづくり支援事業をスタートさせました。今後も運動の習慣化を推進し、市民みんなの願いである健康長寿社会の実現を目指します。 今月19日は敬老の日ですが、長期にわたり地域に御尽力いただいた先輩方の長寿をお祝いし、75歳以上の方に地元産品の記念品を配付いたします。 次に、各地域の取組ですが、今年は3年ぶりに行動制限のない夏となり、美甘夏まつりや落合納涼花火大会、湯原温泉はんざき祭りやひるぜん花火大会など、市内各地でイベントが復活したところ、想定以上の参加があり、地域がにぎわいと明るさを取り戻しつつあります。 また、まちづくり市民応援団まにワッショイの企画による飲み歩きイベント、のみ~のも、3年ぶりに開催されました。今回、勝山、久世に落合地域が加わり、各地域がつながった取組に発展し、市役所もナイトまにわくんを臨時運行しました。今後も引き続き地域の枠を超えた市民主体の取組を支援してまいります。 では、振興局ごとに各地域の取組を報告します。 蒜山地域では、先月8日に再建したそばの館がオープンしました。蒜山で栽培、乾燥、調製したそば粉を使用し、最もそばのうまさを引き出す、ひきたて、打ちたて、ゆでたてにこだわったメニューを提供し、好評を博しています。今秋には、隣接地にホテル、フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原が開業します。蒜山の新たな顔となったGREENable HIRUZENの開設を契機に、様々な施設の開設や活性化が進んでいますが、蒜山高原全体でさらなる相乗効果を上げることを目指してまいります。 北房地域では、今年度2年目を迎えた真庭なりわい塾の実践講座を阿口地区で行っています。これまでに、阿口杉集落の名所や史跡をめぐり、サツマイモ苗の植付けや夏野菜の収穫などの農業体験を行ってきました。既に北房地域に移住してきた塾生もおり、阿口地区での体験を生かして、新たなライフスタイルを確立しながら、一人でも多くの人が真庭に定住してくれることを期待します。 落合地区では、7月14日に開田連合自治会が令和4年度環境大臣表彰、地域環境美化功績者表彰を受賞され、開田コミュニティハウスで表彰伝達式を行いました。30年以上の長きにわたり、環境美化活動を続けてこられた地域の功績をたたえられての受賞であり、私からも改めてお礼とお祝いを申し上げます。 久世地域では、子どもから大人まで楽しめるミニシアター、ビクトリーシアターが7月にオープンしました。市の補助制度も活用しながら、町なかの空き家を市民有志の手で改修して出来上がった手作りの文化交流拠点です。今後、このシアターが真庭市民にとって新たな文化や芸術を体感し、幅広い世代の人が集う場になることを期待しています。 勝山地域では、勝山の美しい景観を守るプロジェクトとして、7月25日に勝山の未来を考えるワークショップ事前説明会を開催し、地元住民や高校生など約30人の参加をいただきました。今後、景観重点整備地区である勝山町並み保存地区を中心に、地域ぐるみで50年先の在り方を議論し、実現のための課題に向き合い、地域自らがその実現に向けた行動を起こす機運の醸成に取り組んでまいります。 美甘地域では、先月27日から28日にかけて、クリエイト菅谷有名アーティストを招聘したキャンプフェスが開催されました。当日は市内外から大勢の来場があり、美甘地域やクリエイト菅谷を全国に発信するよい機会となりました。今後も、イベント関係者や地域の方々と共に、美甘地域の新しい魅力として育ててまいります。 湯原地域ですが、二川みらいづくりセンターでは、マンガ館以外にも、地域の方々が中心となり、夏休みの子どもの居場所づくりや子ども食堂、星空観察の実施、さらには定期的な健康体操教室の開催など、地域に愛される施設として多彩な活用が進んでいます。 社地区では、中世の原風景を作品化した大御堂ランドスケープイメージコンペの募集が始まりました。11月には歴史シンポジウムを予定しており、コンペの結果も発表されます。また、棚田遺産に選定された効果で、訪問者や歴史ガイド件数も順調に伸びており、住民主体の特色ある地域づくりを引き続き支援してまいります。 2つ目は、力強い循環型の地域経済づくりです。 まず、観光振興についてですが、真庭市独自集計による観光入込客数は、コロナ感染症拡大前の令和元年と比較して、令和2年は真庭市全体で72%、蒜山地域が74%、湯原地域が77%、令和3年では全体が65%、蒜山地域が68%、湯原地域が52%まで落ち込みました。今年はゴールデンウイークに行動制限が緩和され、3年ぶりに制限のない夏となり、4月から7月までの4か月で比較すると、全体で約8割まで回復していますが、7月からのコロナ感染第7波や先月に岡山県に出されたBA.5対策強化宣言の影響が懸念されます。今後、感染状況の推移や国、県の施策を注視しながら、適切な対応を迅速に打っていく決意であります。 一方で、GREENable HIRUZENをはじめ、ふるいち二川マンガ館、北房の里海里山交流館しんぴおなど、観光資源となり得る多くの施設が開業しています。特に、GREENable HIRUZENは、昨年7月のオープン以来、約20万人という、予想を超える多くの来場がありました。グリーナブルという新しいコンセプトで、人と自然の共生をテーマに様々な事業を行ってきたことで、これまで蒜山にお越しいただいていた方だけでなく、特に流行に敏感な20代から30代の女性の方の来訪が多くなっているようで、地域価値を上げる所期の狙いに手応えを感じています。 また、先月6日には、阪急阪神百貨店の山口社長をお迎えし、人と自然の共生について考えるイベントを開催しました。そのほかにも世界的企業をはじめ多くのイベント等が開催されるなど、SDGsや人と自然との共生が大きな潮流となっていることに確信を持つものであります。今後もこのにぎわいを持続するため、あらゆる方面にアンテナを張り、ウイズコロナを念頭に置きながら、真庭観光局とも協力し、真庭市観光振興ビジョンや各地域の振興計画に沿って、蒜山地域と他地域の観光資源の連携強化に取り組んでまいります。 また、蒜山サテライトオフィスについては、このたび休暇村協会の御理解と御協力により、旧レストハウス白樺の丘を御寄附いただくことになりました。絶景の地という立地条件を生かし、隈研吾事務所をはじめとする入居事業者の知的創造の場として、国内外に誇り得るサテライトオフィスになることを目指します。 林業の振興については、持続可能な林業経営と森林の多目的機能の発揮に向けて、様々な取組を推進しているところです。 まず、森林経営管理制度については、6月22日に美甘地域の森林所有者約3,700筆の意向調査業務を真庭森林組合に委託し、森林所有者への説明会を今月9日から始めます。美甘地域については、意向調査を今年度内に完了させ、来年度以降は市域全体に広げ、森林の集約化を促進していきます。 この流れを意識して、中・長期的に適切な森林の管理や整備を進め、森林の持つ公益的機能を増進させることを目指し、6月21日に真庭市、真庭森林組合木質資源安定供給協議会との3者で、森林の集約化、流動化を推進し、森林資源の持続性を担保すべく協定を締結し、まにわ山守プロジェクトを立ち上げました。 ウッドショックの反動やウクライナ情勢などの影響を受け、市内においてもヒノキの原木価格や製材所の生産量低下が見られますが、長期的な視点に立ち、真庭産材の需要拡大、創出に取り組んでまいります。具体的には、真庭産材の無垢材の新たな活用方法を提案できる製品開発や、市内の製材の多様性や優れた技術を市内外に向けて発信するプロジェクトを進めています。公募による優秀提案事業者と契約し、市内の製材所や木工所も参加し、都市部の建築家と提携したワークショップを行っています。 また、CLTの環境的な価値や建築の多様性について広くPRするため、今月26日に岡山市と連携し、岡山大学に建設中の隈研吾氏設計監修による共育共創コモンズを中心に、CLTセミナーを開催する予定です。 ここで、木の聖地真庭市にとって喜ばしいお知らせがあります。令和6年に行われる第74回全国植樹祭について、7月20日に岡山県実行委員会第5回総会が開催され、GREENable HIRUZENがサテライト会場になることが決まりました。県と連携し、豊富な森林資源の循環利用を進めるという植樹祭の意義と真庭市での取組を広く全国に発信してまいります。 次に、農業振興についてですが、化学肥料の高騰により、市内農業者へ深刻な影響が生じています。この対策として、適正な施肥量を把握する農地の土壌診断や真庭産堆肥等の購入散布への助成を拡充するため、本定例会に補正予算を提案します。生ごみ等資源化施設の建設と一体したバイオ液肥濃縮施設整備工事の請負契約締結議案も本定例会に提案しますが、これらの事業は、肥料についても海外依存を減らし、かつ低コスト農業を目指すという循環型農業を推進する取組の一環であります。 また、高齢化や担い手不足により、耕作放棄地の増加が深刻となっています。市内では、今年度から美甘地域をモデルに農業支援員を配置し、中山間直接支払制度の集落協定の広域化と事業継続の仕組みづくりについて話し合い、鉄山地区の5つの協定集落が共同した鳥獣被害防止や事務の効率化等に取り組むことになりました。他地区の営農継続や耕作放棄地抑制のモデルとなることを目指します。 3つ目は、持続可能な真庭の環境づくりです。 中心市街地の安心・安全な生活環境整備の一環として進めている久世地区の北町公園については、5月に学識経験者や地域関係者等で組織する委員会を立ち上げ、防災などの多機能を備えた新しい時代に応える公園とはという幅広い視点で議論をしていただいているところです。今後、市民の皆様からも幅広く意見をお聞きしながら、ゾーニングなどの基本構想策定を進めるために必要な経費を本定例会に提案します。 公共交通についてですが、JRや高速バスの維持、存続はますます厳しい状況になっているものの、高速バスの中にはお盆の帰省時期に運行を再開した路線もあり、明るい兆しもうかがえます。大阪と結ぶバス路線の再開について全力で取り組んでまいります。 JR姫新線については、何としても存続させなければなりません。広域交通手段、特に鉄道に関しては、各自治体が事業者と個別に議論するのではなく、中央政府が国レベルの施策課題と位置づけて、必要な改良を含めた事業支援をすべきであり、JRなど事業者は、利便性と快適性の向上を前提に、改良を含めた創意工夫した事業を展開すべきであります。 その一方で、岡山県と各基礎自治体は、連携して利用促進を図るとともに、事業の改革、改善を要望する役割を担うべきであります。JR在来線利用促進検討協議会を設立し、県と市町村とが連携し、利用促進策を検討することが始まり、先月31日の初会合で姫新線についてワーキングチームを立ち上げ、具体的な方策を打ち出すことを決定しました。本市としても、沿線自治体との連携を強化し、積極的に参画します。 加えて、市民が公共交通を自分事として捉えなければ、存続はできません。市内では、勝山高校の生徒などが主体的に動き始めました。真庭市としては、このような動きを支援するとともに、未来に利用する子どもたちや保護者を巻き込んだ利用促進イベントの開催や広報活動を実施するため、本定例会に関係予算を提案しています。 私自身も、国会議員、国土交通省やJR西日本に対して水面下の働きかけをしていますが、今後も議会と連携しながら積極的な対応をしていきたいと考えていますので、議員各位におかれましても御協力のほどよろしくお願いいたします。 4つ目は、夢ある子育て、ひとづくりと豊かな文化づくりです。 林業・木材・木造建築教育・研究ゾーン構想については、構想段階から実践の段階に進んできました。7月に開催した実務者レベルの調整会議において、インターンシップや施設拠点整備、高大連携の具体的な事業を推進していくためのワーキンググループ設置を合意したところです。今後、各ワーキンググループで参加団体のニーズや役割分担などを協議し、真庭市の意向反映や構想の早期実現に取り組んでまいります。 高校魅力化推進事業については、6月に高校教員、市職員、地域事業者の9名が徳島県神山町の取組を視察し、中山間支援組織を核とした高校と地域との関わりなど、高校魅力化のための様々なプロジェクト事例について学びました。 また、真庭高校のマイスターハイスクール事業では、地域、行政と高校が合同会議を毎月開催し、協働する仕組みづくりについて意見交換し、市民応援会議の立ち上げに向けて動き出しています。 さらに、7月には、郷育魅力化コーディネーター、マイスターハイスクールCEO、産業実務家教員と高校教員が協働して、市内事業者との対話を通じて事業の背景や経営哲学などを学ぶ探究学習ツアーを企画しました。ツアーに参加した生徒からは、高校の外で生き生きとした真庭のなりわいや奥深さを学ぶことができ、地域への関心が湧いてきたといった声が聞かれました。 率直に申し上げて、県立高校であり、高校側の主体的な姿勢が不可欠です。高校側が真庭市内における3つの学校の重要性をより強く自覚し、これまで以上に積極的に行動することを要望するとともに、議会の御理解をいただくことを前提に、学校教育の充実を支援する覚悟であります。 出産、子育て支援については、真庭市では、妊娠期から出産後の体力が回復するまでの間、家事や育児の生活サポートを行う子育て支援サポーター派遣事業を行っています。長引くコロナ禍の影響を受け、利用件数は年々増加しており、今後も引き続き妊娠、出産から子育てまで切れ目のない支援を行ってまいります。 なお、全国レベルで出生数の減少に歯止めがかからず、本年は過去最低の80万人を切るのではないでしょうか。このような中で、真庭市として何ができるのか、最重点課題としてさらなる対策を真剣に検討しています。 幼児教育施設については、公募していた真庭市認定こども園の設置運営事業者に一般社団法人CREDを決定しました。令和6年4月開園に向け、提案のあった北町公園内への設置を認める方向で事業者との協議を進めてまいります。 学校教育については、7月下旬に公表された国及び県の学力・学習状況調査の結果から、真庭市の子どもの家庭学習の時間が平均より少なく、経年的に減少しているという深刻な実態が浮かび上がっています。さらに、家庭での学習時間が長いほど正答率は高くなる傾向があり、家庭での学習量を確保して基礎学力を養い、生きる力を身につけなければ、将来子どもにとって明るい展望が開きにくくなります。学校でも調査結果を分析し、授業改善に懸命に取り組んでまいります。御家庭でも生活習慣を見直し、必要な学習時間の確保に努められるよう強く訴えるものであります。 蒜山ミュージアムについては、3月19日から7月3日まで「柴川敏之展 41世紀の蒜山博物館」を開催し、約7,700人の方に御来場いただきました。7月16日からは「山部泰司展 光る光景、動く山水 真庭編」を開催しています。見慣れた日常を別の視点から捉え直すまたとない機会となっていますので、ぜひ一度御体感ください。 また、改修工事が完成した蒜山ホースパークでは、先月21日に「楽しく学ぼう!馬と馬術」イベントを開催し、馬との触れ合いを大勢の方に体験いただくよい機会となりました。ホースパークは、子どもたちに人気のポニーから日本中央競馬会、JRAのGⅠレースを優勝した引退競走馬まで、様々な馬を身近に感じていただける施設です。乗馬や見学など気軽にお立ち寄りください。 5つ目は、行政・地域経営、市民目線、カイカク、カイゼンについてです。 効果的で効率的な行政経営については、平成27年に策定した第3次行政経営大綱に基づき、カイカク、カイゼンに取り組んでまいりましたが、実施状況の点検や見直しが不十分で、課題も残りました。改めて、市役所全体の行政経営の意義や職員の改革意識を問い直し、令和4年3月に第4次行政経営大綱、さらに7月には大綱の具体的な実施計画となる行政経営アクションプランを策定しました。今後、庁内推進委員会による点検並びに行政経営審議会による市民評価も取り入れ、CAPDを着実に進め、職員の意識と行動変容につなげながら、市民生活の質の向上に役立ち、職員としても充実感のある行政経営に取り組んでまいります。なお、県内自治体職員の研修を行っている講師から市職員の積極性について高い評価を受けていることも申し添えておきます。 行政dXの推進については、市民サービスの最前線である窓口業務や福祉業務の見直しを図るため、業務内容を可視化する調査を実施したところです。今後、調査結果を生かし、手続の簡素化や一人一人の状況に合わせたサービス提供など、市民生活を支える市役所の一層の利便性向上を目指してまいります。 マイナンバーカードについては、現在、証明書のコンビニ交付や健康保険証の資格確認等に使用できますが、今後は運転免許証との一体化や様々な行政手続に活用できるなど、不可欠なものになります。真庭市では、行政窓口のほかに、企業、団体、新型コロナワクチン接種会場や市内スーパー等に出向いてカードの取得促進に取り組んでいますが、今月からは新たに市内に21か所の郵便局と備北信用金庫北房支店で申請ができるようになりました。各機関で申請のお手伝いをしますので、窓口に足を運んでください。なお、マイナポイント第2弾、2万ポイント付与は、9月末までに申請した方が対象です。この機会を逃さず、申請、取得をお願いします。 以上、市政運営の状況について主なものを報告しました。 なお、今定例会では、認定12件、報告2件、諮問1件、条例や補正予算審議など14件、総数29件の御審議をお願い申し上げます。 また、諸議案の内容につきまして、日程に沿い順次説明しますが、慎重審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶と業務の報告とさせていただきます。 ○議長(小田康文君) 市長の挨拶並びに諸般の報告が終わりました。 それでは、これより議事日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長において13番西田文子君、14番氏平篤正君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第2、会期の決定についてを議題とします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会において決定しておりますとおり、本日から9月28日までの23日間とし、会期中の日程はタブレットに配信しております定例会運営予定表のとおりすることに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) 御異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から9月28日までの23日間とし、会期中の日程は定例会運営予定表のとおりとすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第3、行政視察についてを議題といたします。 配信しておりますとおり、文教厚生常任委員会から6月定例会以降に行政視察の申出があり、既に実施されております。これにつきましては、真庭市議会議員の行政視察等に関する要綱第19条の規定により議長において許可しておりますことを報告いたします。 以上で日程第3、行政視察についてを終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第4、認定第1号令和3年度(2021年度)真庭市一般会計決算の認定についてから日程第15、認定第12号令和3年度(2021年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計決算の認定についてまでの12件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました認定第1号令和3年度真庭市一般会計決算の認定についてから認定第12号令和3年度真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計決算の認定についてまでの認定議案12件につきまして御説明いたします。 令和3年度の決算において、一般会計は、歳入361億3,704万円、歳出345億7,595万円で、差引き額は15億6,109万円となっております。これから翌年度に繰り越すべき財源1億1,613万円を差し引いた実質収支は14億4,496万円となります。 次に、8つの特別会計を合わせた決算額は、歳入123億5,564万円、歳出120億9,938万円で、差引き額は2億5,626万円となっております。実質収支もこの額であります。 公営企業会計につきましては、3事業の総収益の合計は46億3,722万円、総費用の合計は41億5,151万円で、総収支は4億8,571万円の黒字となっております。 全会計の決算総額は、収入531億2,990万円、支出508億2,684万円で、差引き額は23億306万円となっております。 決算の詳細につきましては、それぞれ担当者から補足の説明をさせますので、よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 市長の提案説明が終わりました。 次に、補足説明ですが、認定第1号から認定第9号までの9件を一括して会計管理者から補足説明願います。 橋本会計管理者。 ◎会計管理者(橋本敏郎君) それでは、認定第1号令和3年度真庭市一般会計決算の認定についてから認定第9号令和3年度真庭市温泉事業特別会計決算の認定についてまでの補足説明をさせていただきます。 事前にお配りしております令和3年度歳入歳出決算書は、一般会計及び8つの特別会計それぞれの会計ごとに歳入歳出決算書、実質収支に関する調書及び歳入歳出決算事項別明細書を、また最後に財産に関する調書及び基金運用状況調書を掲載しております。225ページの冊子に製本しております。 この場での補足説明は、タブレットの決算フォルダー、決算個別資料の中の番号が009番、令和3年度歳入歳出決算説明資料により御説明いたします。 それでは、説明資料2ページ、歳入歳出決算総括表を御覧ください。 まず、一番上の行、一般会計ですが、歳入歳出とも予算現額は369億1,619万円です。歳入では、歳入の調定額363億8,170万円に対し、収入済額が361億3,704万円で、調定額に対する収入済額の割合は99.3%となります。不納欠損額が670万円、収入未済額は2億3,902万円です。なお、収入済額には未還付額106万円が含まれております。歳出では、支出済額が345億7,595万円です。予算現額に対する執行率は93.7%になります。なお、翌年度繰越額は14億9,024万円です。 次に、4ページを御覧ください。 一般会計の実質収支に関する調書ですが、表のうち、3の歳入歳出差引き額から、4の翌年度へ繰り越すべき財源を除いた、5の実質収支額が14億4,496万円で、令和4年度への純繰越額となります。 5ページには令和3年度一般会計歳入決算款項別前年度対比表を、6ページには一般会計歳出決算款項別前年度対比表を掲載しておりますので、これはお目通しをお願いいたします。 次に、もう一度、2ページの歳入歳出総括表にお戻りください。 8つの特別会計につきましては、一般会計に続けて記載のとおりです。このうち、3ページのクリエイト菅谷事業特別会計は、収入済額、支出済額とも同額のため、歳入歳出差引き額はゼロになっております。 今回、全ての特別会計におきまして翌年度に繰り越すべき財源がないことから、歳入歳出差引き額が実質収支額となり、令和4年度に繰り越されます。 3ページの一番下が一般会計と特別会計の合計額になります。 歳入歳出とも予算現額494億8,459万円で、歳入では、調定額487億8,818万円に対し、収入済額484億9,268万円、不納欠損額1,067万円、収入未済額2億8,703万円となっております。なお、収入済額には未還付額220万円が含まれております。歳出では、支出済額が466億7,533万円で、歳入歳出差引き額は18億1,735万円となります。 続きまして、7ページからは財産に関する調書になります。 8ページを御覧ください。 1、公有財産の(1)土地及び建物につきましては、年度中の増減による年度末現在高を記載しております。土地、建物それぞれ面積において8,998平方メートル、930平方メートルの減となっております。 なお、内容につきましては財産台帳を基に記載をしております。 9ページの(2)山林から11ページの(7)寄託金による権利までのうち、年度中に変更がありました主なものにつきましては、10ページの(4)出資による権利で、真庭森林組合と岡山県広域水道企業団が増額になっております。 次に、12ページを御覧ください。 2、物品(車両)ですが、全体では4台の増となっております。 次に、13ページを御覧ください。 4、基金の一覧表では、下から4番目の馬と人との共生基金が新たに創設され、16の基金となっています。基金全体の決算年度末現在高は、前年度末現在高から14億3,206万円増の327億9,638万円となっております。 最後に、14ページからは基金運用状況調書になります。 15ページを御覧ください。 土地開発基金の運用状況として、土地開発基金で保有する土地の年度中の移動内容を記載するものですが、決算年度中の移動はありませんでした。 以上、認定第1号から認定第9号までの令和3年度決算の認定についての補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 会計管理者の補足説明が終わりました。 次に、認定第10号から認定第12号までの3件を担当部長から補足説明願います。 頭山建設部長。 ◎建設部長(頭山龍一君) おはようございます。建設課の頭山です。よろしくお願いします。 それでは、建設部関係の認定第10号と認定第11号につきまして補足説明をさせていただきます。 まず、認定第10号令和3年度真庭市水道事業会計決算の認定についてですが、真庭市水道事業会計決算報告書の12ページをお開きください。 令和3年度決算の総括をしておりますので、御覧ください。 まず、営業面についてですが、総配水量につきましては昨年度と比較しまして3.3%の減で、総有収水量につきましても2.3%の減となっております。これは、給水人口の減少によりまして家庭での使用水量が低減したことが主な要因と考えております。また、有収率は昨年度と比較しまして若干増加しております。 財政状況についてですが、収益的収支につきましては、経常利益1億9,313万9,000円を計上しております。資本的収支につきましては、収入総額に対し支出総額が上回り、収入の不足額を生じておりますけれども、損益勘定留保資金、利益剰余金等をもって補填しております。その結果、損益ベースで4億9,598万4,000円の当年度未処分利益剰余金が生じて決算することとなりました。 続きまして、認定第11号令和3年度真庭市下水道事業会計決算の認定についてですが、真庭市下水道事業会計決算報告書の11ページ、令和3年度決算の総括をしておりますので、御覧ください。 公共下水道の建設改良につきましては、久世地区、落合地区で汚水管渠の整備を行いました。その結果、令和3年度末で1,104ヘクタールが整備済みとなり、整備率は昨年度と比較しまして0.5%増の79.7%となり、水洗化率につきましても1.7%増の65%となりました。 また、農業集落排水事業につきましては、不明水の抑制対策として、宮地地区の管渠施設の更新工事を行いまして、計画延長の11.7キロに対しまして8.4キロメートルが完成しまして、進捗率は71.8%で、今年度末をもちまして事業完了の予定となっております。 続いて、財政状況ですが、収益的収支につきましては、経常利益では170万8,000円を計上しております。資本的収支につきましては、収入総額に対し支出総額が上回り、収入の不足額を生じておりますけれども、損益勘定留保資金等をもって補填しております。 以上、認定第10号並びに認定第11号の補足説明とさせていただきました。よろしくお願いします。 ○議長(小田康文君) 中谷湯原温泉病院事務部長。 ◎湯原温泉病院事務部長(中谷由紀男君) 湯原温泉病院、中谷でございます。よろしくお願いいたします。 それでは、認定第12号令和3年度真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計決算の認定について補足説明をさせていただきます。 タブレットの決算個別資料の資料番号006を御覧ください。 まず最初に、決算報告書の3ページを御覧ください。 1の収益的収支及び支出ですが、収入の病院事業収益では、予算額15億369万4,000円に対しまして、決算額は16億7,715万9,000円でありました。支出の病院事業費用では、病院事業収益と同額の予算額に対しまして、決算額は13億8,364万1,000円でありました。 次に、4ページを御覧ください。 2の資本的収入及び支出ですが、資本的収入では、予算額1億4,598万3,000円に対しまして、決算額は1億4,595万9,000円でありました。資本的支出では、予算額1億8,883万5,000円に対しまして、決算額は1億8,784万4,000円でありました。なお、資本的収入が資本的支出に対しまして不足する額につきましては、主に過年度分損益勘定留保資金で補填をしております。 続きまして、5から6ページの損益計算書を御覧ください。 6ページになりますが、中ほどの令和3年度の経常利益は、コロナウイルス感染症に関わります補助金が入りましたことによりまして、2億7,201万3,000円となっております。黒字化しております。 次に、7ページでは、令和3年度中の剰余金等の変動を表します剰余金計算書及び年度末の欠損金の処理額を表します欠損金処理計算書となっております。 8ページから9ページには、令和3年度末における病院が保有します資産、負債、資本の状況を表した貸借対照表を掲載しております。 13ページ以降は事業の報告書となっておりますので、お目通しをいただきたいと思います。 以上、認定第12号令和3年度真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 以上で補足説明が終わりました。 続きまして、監査委員から監査報告をお願いします。 近藤監査委員。 ◎監査委員(近藤英幸君) それでは、令和3年度真庭市一般会計と特別会計の歳入歳出決算及び基金運用状況並びに各公営企業会計の歳入歳出決算に対する審査結果について、報告と意見を申し上げます。 今回の決算審査に付されたこれら全会計の決算書、附属書類につきましては、審査の結果、いずれも地方自治法及び地方公営企業法の諸規定に準拠して作成されており、計数は関係諸帳簿と符合して正確であり、予算の執行についても適正であると認めました。 それではまず、一般会計と特別会計の決算の概要について申し上げます。 令和3年度の真庭市一般会計と特別会計の歳入決算額は484億9,267万円、歳出決算額は466億7,532万円であります。歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支は、18億1,734万円の黒字となっています。 次に、財政状況の分析についてですが、他の自治体と比較可能な一般会計をベースとして申し上げますと、財政力指数は0.289で、前年度に比べ僅かながら0.006ポイント低下し、実質公債費比率は10.3%で、前年度と同じ比率です。 また、財政構造の弾力性を表す経常収支比率は、普通交付税の交付額が増加した影響により86.4%となり、前年度と比較して3.5ポイント改善しており、硬直化の傾向がやや緩和していますが、一方では普通交付税に頼るところが大きい財政状況にあると言えます。 これからも景気の後退による経済不安や人口減少、少子・高齢化の進行問題などの影響を受けて、財政状況はますます厳しいものと想定されるため、将来にわたって少しでも安定的な財政運営の維持を目指して、さらなる行政改革の推進と財政基盤の強化をお願いいたします。 次に、一般会計及び特別会計の収入未済額ですが、令和3年度末における総額は2億8,703万円となっており、前年度に比べて10.3%減少しています。 市税や国民健康保険税等の収納率の改善傾向は継続しており、債権回収対策課の対策強化の効果は毎年顕著に表れており、評価するところであります。引き続き、なお一層の収納率向上に向けた取組を望みます。 続きまして、基金について運用状況審査結果を申し上げます。 審査の対象となるのは、真庭市土地開発基金です。この基金は、設置目的に沿って適正かつ確実に運用されているものと認めました。 続きまして、3つの公営企業会計の各歳入歳出決算の審査結果の概要について申し上げます。 最初に、国民健康保険湯原温泉病院事業会計ですが、令和3年度の経常収支では2億7,201万円の純利益を計上しております。 前年度繰越欠損金の3億9,355万円から当年度純利益を減じた1億2,154万円が当年度未処理欠損金となっています。 また、湯原温泉病院の令和3年度の患者数は、前年度に比べて全体で8.8%の増加となっています。 今後も真庭市北部地域の人口減少が患者数減少の要因になると考えられ、収益の柱となる医業収益については引き続き厳しい状況が続くことが予測されます。 病院経営については、新公立病院経営強化ガイドラインに基づき、総合的な病院事業経営改革の取組をさらに進展させ、真庭市北部地域の保健・福祉・医療の中核機関としての基盤維持のため、医師不足の解消、コロナ対策も踏まえ、全職員で危機意識を共有し、関連医療機関との連携を密にしながら、引き続き健全経営を目指した経営改善を行っていくことを強く望みます。 次に、水道事業会計ですが、令和3年度の事業収支は1億9,144万円の純利益となっています。 また、当年度未処分利益剰余金は4億9,598万円となり、前年度に比べて17.8%の増加となっています。 今後は、水道水需要の大幅な伸びが期待できない一方で、施設設備の老朽化に伴う更新や継続的な建設投資の増加も見込まれます。引き続き、市民生活に欠かせない良質な水を安定的に供給できるよう、より一層経営努力を積み重ねていただくよう望みます。 なお、未収金については前年度に続いて減少しており、滞納整理への積極的な取組が十分評価でき、今後も未収金の解消に向けては緩めることなく取り組まれるよう期待します。 最後に、下水道事業会計ですが、令和3年度の経営成績は、営業収益3億3,511万円に対し、営業費用は14億7,599万円で、差引きすると11億4,087万円の赤字となっていますが、営業外収益の一般会計からの負担金などで補われています。経常損益としては黒字を確保しているものの、一般会計からの補助金の繰入れに依存した経営構造であります。 また、当年度未処分利益剰余金は1億7,893万円となり、前年度に比べて0.4%の増加となっております。 業務実績は、人口比での接続率が65%にとどまっており、今後、加入人口の増加を図る取組をさらに強化していくことを強く望みます。 さらに、真庭市水道事業経営戦略を定期的に見直し、事業の成果と課題を検討して、市民の合意を得ながら、最適、最善の選択による事業推進を希望するものであります。 以上、簡単ではございますが、令和3年度各会計決算に対する審査結果の監査委員報告及び意見といたします。 以上。 ○議長(小田康文君) 監査報告が終わりました。 ここでしばらく休憩といたします。 再開は午前10時50分からとします。            午前10時37分 休憩            午前10時50分 再開 ○議長(小田康文君) 休憩中に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(小田康文君) 次に、日程第16、報告第5号令和3年度(2021年度)決算に基づく財政健全化判断比率等についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました報告第5号令和3年度決算に基づく財政健全化判断比率等については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、令和3年度の決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率を算定しましたので、監査委員の意見をつけて報告するものであります。 各指標から見ても、健全な財政を維持しております。 以上ですが、詳細につきまして担当者から補足の説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 市長の提案説明が終わりました。 補足説明を求めます。 金谷総務部長。 ◎総務部長(金谷健君) 失礼します。それでは、報告第5号令和3年度決算に基づく財政健全化判断比率等について補足説明をさせていただきます。 タブレットの001、令和4年9月定例会議案のほうをお願いいたします。16ページを御覧ください。 まず、上段の健全化判断比率の表ですが、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、それぞれ標準財政規模に対する一般会計全会計の実質赤字の割合を示すものです。令和3年度は、いずれも昨年度に引き続き、バー、算定なしとなっております。 次の実質公債費比率は、標準財政規模に対する元利償還金等の割合を3か年の平均値で示すもので、令和3年度は前年度と同様の10.3%となっております。 次の将来負担比率は、標準財政規模に対する将来負担すべき負債の割合を示すものです。令和3年度は、元利償還金や債務負担行為等の将来の支出予定額を基金等の充当可能財源が上回っているため、昨年度に引き続き、バー、算定なしとなっております。 続いて、下段の表に示しております資金不足比率は、特別会計及び公営企業会計について、それぞれ事業の規模に対する資金不足の割合を示すものです。令和3年度は、前年度に引き続き、全会計とも資金不足は生じておりません。 17ページから、財政健全化法の規定に基づき、監査委員の審査意見書を添付しております。 以上、報告第5号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 補足説明が終わりました。 これより報告第5号に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで日程第16、報告第5号を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第17、報告第6号専決処分の報告についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました報告第6号専決処分の報告については、地方自治法第180条第1項の規定により、真庭市議会の議決を経て指定された市長の専決事項として、市の義務に属する損害賠償の額の決定について専決処分したものを同条第2項の規定により別紙のとおり報告するものであります。 概要は、令和4年3月、介護認定調査を行う真庭市職員が、真庭市月田地内の調査訪問先の敷地に入り、公用車を停車させようとしたところ、誤ってアクセルを踏んだため、相手方民家に衝突し、玄関引き戸や玄関先に設置された介護用品等を損傷したものでありますが、詳細につきまして担当者から補足の説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 市長の提案説明が終わりました。 補足説明を求めます。 江口健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(江口祥彦君) それでは、報告第6号専決処分の報告についてにつきまして補足説明をさせていただきます。 資料は001、令和4年9月定例会議案集の31ページの専決処分の概要書を御覧ください。 令和4年3月9日午前8時55分頃、勝山振興局に配置をしております介護認定調査員が、認定調査業務のため、真庭市月田地内のAさん宅を訪問した際、庭先から玄関を正面にして敷地内に入り、徐行で玄関近くまで進入し、駐車スペースを確認するため、一旦車両を停車して左右を確認しようとした際、誤ってアクセルペダルを踏んだため、相手方の玄関に衝突し、玄関引き戸等を破損させ、また衝突の際、B社から介護保険でレンタルをし玄関先に設置をしておりました手すりを破損させたものでございます。Aさん及び運転をしていた職員にけがはございませんでした。 損害額につきましては、引き戸等家屋関係が相手方Aさんとの間で示談が成立し、損害賠償額が49万3,830円、手すりが相手方B社との間で示談が成立し、損害賠償額が10万7,094円で、どちらも過失割合が市側が100%、全額保険対応としており、令和4年7月20日付で専決処分をしております。 今回の事故を受けまして、当時の高齢者支援課長、勝山振興局長から相手方Aさん及びB社に対しまして謝罪を行い、事故を起こした職員に対する安全講習の受講指示を速やかに行い、十分に注意をしたところでございます。 また、再発防止策として、部内職員に対し、事故は本人や相手方だけではなく市全体の信頼の失墜を招くことから、さらなる安全運転に努めるよう指示を出しましたほか、今年度から公用車の運転時に義務づけられた体調等確認記録の機会を活用いたしまして、運転の都度、法令遵守及び交通安全について所属長より注意喚起を行っているところでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。このたびは誠に申し訳ございませんでした。 ○議長(小田康文君) 補足説明が終わりました。 これより報告第6号に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。 17番庄司史郎君。 ◆17番(庄司史郎君) 今回の事故ですが、人身事故がなかったということで、本当に不幸中の幸いであるというふうに思います。 こういうことが起こるんだなということで、公用車に対する踏み間違い防止の後づけの装置を私はつける必要があるのではないかというふうに、このことが起きて思っております。市民の命を奪うようなことがあっては当然なりません。これを契機にそういったことも取り組む必要があるんではないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。再発防止策としてやる必要があるというふうに思いますが。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 金谷総務部長。 ◎総務部長(金谷健君) 失礼いたします。公用車における踏み間違い防止装置の件でございますが、公用車はかなり数がございますし、使い方も用途も様々であります。基本的には、先ほども説明がございましたように、事故の防止のために講習それから呼びかけなどを通じていることと、それからまず運行前にどんな状況かということを、運転する職員の体調の確認、こういうこともさせていただいておって、まずはそこから始めて、交通事故防止に取り組むという姿勢をまずは持っていきたいと思っております。 ○議長(小田康文君) 17番庄司史郎君。 ◆17番(庄司史郎君) それはもう今までもずっとやっておる取組だというふうに思います。ですが、そういったこともやりながら、それから事故を起こした方については教習所にも講習に行ってもらうとかということもやっておると思います。そういうことをやっておる中でもこういうことが起きるということですので、こういったことは本当に起きてはならないことです。市の職員が来てくれたいうことで、玄関に家の人が出られとったら本当に大変なことになってたというふうに私は思います。そういうこともあるんだということで、危機管理、想定外のことが起こるということで、そういうことにならないように、市の職員が市民に害を及ぼすようなことがあってはなりませんから。 お金もそんなに大して、公用車は確かにたくさんありますけど、いろいろ使用の用途のこともありますから、全てそういうような形にするということがどうかというところもありますけども、私は防止策として今後考えてやっていくというようなことが必要ではないかというふうに思いますが、どうですか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 金谷総務部長。 ◎総務部長(金谷健君) 今言われました再発防止策ということ、それからまず先ほど言いましたように、職員の安全運転意識の向上と、それから運転が未熟の場合もございますから講習も進めるということも含めまして、それから今言われましたハード的な部分のことにつきましては、ドライブレコーダーとかそういったものもつけております。今後、今言われましたようなことを検討しながら、必要な状況を見極めながら検討していきたいというふうに思っております。 ○議長(小田康文君) ほかにございませんか。 15番長尾修君。 ◆15番(長尾修君) ちょっと教えていただきたいと思います。確認ですけど。 さっき事件の概要の説明はありました。被害が玄関とそれからリースの手すりですか。ところが、物損のところで、スズキワゴンRのフロントバンパー等が物損となって継続使用となってるけど、フロントバンパーの修理はなかったということで理解してよろしいですか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 江口健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(江口祥彦君) 損害の状況からしてそこまで大きなものではなかったため、今回修理のほうはしていないということでございます。 ○議長(小田康文君) ほかにございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで日程第17、報告第6号を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第18、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦については、同委員6名が令和4年12月31日をもって任期満了となることに伴い、後任として川元信義氏、布野謙二氏、妹島昇氏、中田百合子氏、平岡幸江氏及び中島惠氏を人権擁護委員に推薦したく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。 このうち、妹島昇氏、平岡幸江氏及び中島惠氏の3名については、このたび退任される委員の後任であり、残る川元信義氏、布野謙二氏及び中田百合子氏の3名におかれては、任期が満了する現人権擁護委員であり、改めて推薦するものであります。 いずれの方も人格、識見が高く、広く社会の実情に精通されておられる方であります。 任期は令和5年1月1日から令和7年12月31日までの3年間であります。 以上でありますが、6名の方の推薦について御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小田康文君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで質疑を終わります。 次に、委員会付託及び討論省略についてお諮りいたします。 お諮りいたします。 本案は人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定及び議会運営に関する決定事項、申合せ事項により委員会付託及び討論を省略し、直ちに本会議において採決することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は委員会付託及び討論を省略し、直ちに本会議において採決することに決しました。 それでは、これより採決をいたします。 お諮りいたします。 諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦については、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号については原案のとおり同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第19、議案第54号真庭市地域情報化施設の指定管理者の指定についてから日程第30、議案第65号真庭市神庭の滝自然公園の指定管理者の指定についてまでの12件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました議案第54号真庭市地域情報化施設の指定管理者の指定についてから議案第65号真庭市神庭の滝自然公園の指定管理者の指定についてまでの議案12件について、その概要を御説明いたします。 議案第54号真庭市地域情報化施設の指定管理者の指定については、公の施設の管理を行わせる指定管理者の指定をするため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第55号真庭市職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び人事院規則の改正を踏まえ、非常勤職員における育児休業の取得要件の緩和、取得方法の柔軟化等を行うため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第56号真庭市税条例等の一部改正については、地方税法等の一部改正に伴い、住民税と所得税で異なっている上場株式等の配当等の課税方式を一致させること、住宅借入金等特別税額控除の延長等を行うため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第57号工事請負契約の締結については、蒜山スポーツ公園自然広場整備工事について、予定価格が1億5,000万円以上でありますので、地方自治法第96条第1項第5号等の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第58号真庭市久世エスパスセンターの指定管理者の指定については、公の施設の管理を行わせる指定管理者の指定をするため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第59号工事請負契約の締結については、蒜山サテライトオフィス整備工事について、予定価格が1億5,000万円以上でありますので、地方自治法第96条第1項第5号等の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第60号工事請負契約の締結については、バイオ液肥濃縮施設整備工事について、予定価格が1億5,000万円以上でありますので、地方自治法第96条第1項第5号等の規定により議会の議決を求めるのであります。 次に、議案第61号真庭市自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の一部改正については、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法の改正により、引用する法律の名称及び関係条項に変更があったため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第62号字の区域の変更については、真庭市内の土地123筆について字の区域を変更するため、地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第63号令和3年度真庭市水道事業会計処分利益剰余金の処分については、令和3年度真庭市水道事業会計処分利益剰余金のうち、一部を資本金に組み入れ、及び減債積立金に積み立てるため、地方公営企業法第32条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第64号令和3年度真庭市下水道事業会計処分利益剰余金の処分については、令和3年度真庭市下水道事業会計処分利益剰余金のうち、一部を減債積立金に積み立てるため、地方公営企業法第32条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第65号真庭市神庭の滝自然公園の指定管理者の指定については、公の施設の管理を行わせる指定管理者の指定をするため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。 以上でありますが、詳細につきましてそれぞれ担当者から補足の説明をさせますので、御審議賜り、適切な御議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 市長の提案説明が終わりました。 補足説明を求めます。 有元総合政策部長。 ◎総合政策部長(有元均君) 議案第54号真庭市地域情報化施設の指定管理者の指定について補足の説明をいたします。 議案につきましては、議案フォルダー内の001番、議案集の36ページに記載しておりますが、詳細につきましては、002番の別冊指定管理者指定議案説明資料で詳細を説明させていただきます。2ページを御覧ください。 まず、施設の概要についてですが、資料に記載のとおり、市内全域を対象とした情報通信サービスを提供する施設で、指定管理者の業務は、有線テレビジョン放送と通信サービスの実施、施設の維持管理などです。 選定方法は非公募による再指定で、指定期間は令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5か年です。 この再指定制度は、現在の指定管理者による管理状況が優良で、次期指定管理期間中も同等以上の水準を満たすことが可能であると評価される場合に適用するものです。 資料に記載のとおり、令和4年5月18日に審議会を開催し、選定方法及び候補者決定について審議の結果、再指定制度適用の了承をいただき、現管理者である公益財団法人真庭エスパス文化振興財団を引き続き候補者として選定いたしました。 指定管理候補者の概要は3ページに記載をしておりますので、御覧ください。 次に、4ページ、候補者の収支計画の概要を御覧ください。 候補者と協議の上、合意をした施設納付金額は、5年間で2億4,158万円で、市が算定した基準額2億1,179万円を2,979万円上回っております。 また、候補者と合意した事業計画の概要につきましては、5ページから9ページに掲載をしておりますので、これも御確認いただきたいと思います。 以上、補足の説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 金谷総務部長。 ◎総務部長(金谷健君) 失礼します。それでは、総務部関係の議案第55号及び議案第56号の補足説明をさせていただきます。 まず、議案第55号真庭市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましてですが、001の議案集42ページをお願いいたします。 新旧対照表で説明をさせていただきます。 第2条では、出生後57日間の末日から6か月を経過する日まで、任期があれば育児休業を取得できるように必要な任期の期間を短縮するなど、要件を緩和しております。 それから、43ページをお願いいたします。 第2条の3、それから45ページの第2条の4では、こども園などに入所できない場合に夫婦交代で育児休業を取得できるようにするなど、育児休業取得方法の柔軟化を規定しております。 それから、46ページをお願いいたします。 第3条では、要件の緩和によって不要になった条項の削除などを行って、47ページの第11条では、様式名の変更をしております。 以上、議案第55号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、議案第56号真庭市税条例等の一部改正についての補足説明です。 議案集54ページをお願いいたします。 新旧対照表で改正の主な内容について御説明させていただきます。 54ページです。 まず、上場株式等の配当所得等に係る課税方式の一致につきまして、第33条第4項、それから次ページの第6項の改正であります。これにつきましては、個人市民税の所得割の課税標準の算定について、それぞれ上場株式等の配当所得、譲渡所得について、確定申告に記載された内容を適用することとするものです。 次に、55ページをお願いいたします。 55ページ下段の第34条の9第1項の改正では、特別徴収された個人市民税について、配当割額、株式等譲渡所得割額の控除について、確定申告書に記載された内容を適用することとするものです。 これらのほか、上場株式等の配当所得等に係る所得税と住民税の課税方式を一致させることについて、条例の所要の改正を行っております。 次に、60ページをお願いいたします。 60ページの附則第7条の3の2第1項の改正です。こちらは、市民税の住宅借入金等特別控除について、住宅への入居期限を令和3年末から令和7年末に4年間延長し、住宅取得控除の適用期間についても令和15年度分から令和20年度分まで5年間延長するものです。 これに伴い、64ページをお開きください。 64ページの右側にございます附則の第25条第1項及び第2項につきましては、新型コロナウイルス感染症等に係る住宅借入金等特別控除の特例でございますが、こちらについては不要となりましたので、削除をしております。 以上、議案第55号及び議案第56号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 今石生活環境部長。 ◎生活環境部長(今石久嗣君) 失礼します。生活環境部関連で議案第57号、議案第58号について補足説明のほうをさせていただきます。 議案第57号工事請負契約の締結について補足説明をさせていただきます。 議案集の001、議案集の66ページを御覧ください。 この工事は、蒜山スポーツ公園自然広場整備工事について請負契約を締結するものでございます。 契約の方法は、指名競争入札による契約でございます。 契約金額は2億5,520万円で、契約の相手方は梶岡建設株式会社代表取締役梶岡秀成氏でございます。 仮契約日は8月18日であり、工期は議決の日から令和5年3月31日までとしております。 議案集の67ページから73ページに入札執行調書、全体配置図、主な施設の平面図、立面図等を添付しておりますので、併せて御確認のほうをお願いします。 以上で議案第57号の説明を終わります。 次に、議案第58号久世エスパスセンターの指定管理者の指定について補足説明をさせていただきます。 議案集のほうが001、74ページ、詳細につきましては別冊の002、指定管理者指定議案説明資料の10ページになります。 指定管理者が行う管理業務でございますが、芸術文化振興事業の企画、実施、施設の運営と維持管理に関することなどが主な業務で、詳細は仕様書に明示し募集を行ったものであります。 募集の方法ですが、指定管理者選定審議会で非公募とされ、引き続き公益財団法人真庭エスパス文化振興財団といたしました。 令和4年7月21日に選定審議会が開催され、1次審査では書面審査を、2次審査では申込団体からの提案説明を受けた後、委員との質疑応答を行い、選定基準に基づいて審査を行っていただきました。 選定結果につきましては、審査配点800点満点中565.2点で、得点率にして70.7%であり、指定管理者候補として適当であるとの答申をいただき、これを受け指定管理者候補者として決定をいたしました。 収支計画の概要につきましては12ページに記載しておりますが、市が算定しました指定管理料基準額4億1,391万5,000円に対しまして、候補者からの提案額は4億1,391万円でありました。 また、提案内容の概要につきましては、13ページから選定に当たっての審査項目、視点、配点、提案内容及び審査点を示しておりますので、御確認をいただけたらと思います。 以上で議案第57号、議案第58号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 木村産業観光部長。 ◎産業観光部長(木村辰生君) 失礼いたします。産業観光部の木村でございます。 産業観光部関連の議案第59号及び議案第60号の補足を説明させていただきます。 まず、議案第59号工事請負契約の締結についてですが、議案集は75ページ、タブレットのほうも75ページになります。 こちらは、蒜山サテライトオフィス整備事業による蒜山サテライトオフィス整備工事について請負契約を締結するものでございます。 契約の方法につきましては、指名競争入札による契約でございます。 契約金額は1億9,767万円、契約の相手方は梶岡建設株式会社でございます。 76ページ以降に入札執行調書、配置図、平面図、立面図等を添付しておりますので、御確認をいただければと思います。 続きまして、議案第60号工事請負契約の締結についてですが、議案集81ページになります。タブレットのほうも81ページになります。 こちらは、バイオ液肥濃縮施設整備事業によるバイオ液肥濃縮施設整備工事について請負契約を締結するものでございます。 契約の方法につきましては、公募型プロポーザル方式による随意契約でございます。 契約金額は13億3,980万円、契約の相手方は、菱冷・梶岡特定建設工事共同企業体でございます。 こちらも、82ページ以降に見積徴収執行調書、工事概要、配置図、立面図等を添付しておりますので、御確認をいただければと思います。 以上で議案第59号及び議案第60号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(小田康文君) 頭山建設部長。 ◎建設部長(頭山龍一君) それでは、建設部関係の議案第61号から議案第64号までの補足説明をさせていただきます。 まず、議案第61号真庭市自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の一部改正についてですが、001の議案集の88ページから90ページを御覧ください。 当条例の根拠法令であります、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法、いわゆるFIT法の改正によりまして、タブレットの90ページにありますように、真庭市自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の一部を改正するものでございます。 これは、法律の名称が改正されたことと条項のずれが生じたことに伴いまして、条例を改正するものでございます。 続きまして、議案第62号字の区域の変更についてでございます。 同じく、議案集91ページを御覧ください。 令和3年度の国土調査の実施に当たりまして、所有者及び地目を同じくする2筆以上の土地を1筆にすることに伴い、字を変更する必要が生じたため、地方自治法第260条第1項の規定に基づき、92ページから96ページの変更調書の左の欄に掲げる土地に係る字の区域を右の欄のように変更するものでございます。 また、97ページに変更する区域の位置図をつけておりますので、御覧ください。 次に、議案第63号令和3年度真庭市水道事業会計処分利益剰余金の処分について説明いたします。 同じく、98ページからが該当ページになっております。 99ページの令和3年度真庭市水道事業剰余金処分計算書を御覧ください。 令和3年度水道事業会計の決算を行い、未処分利益剰余金が4億9,598万3,677円に確定いたしました。公営企業法によりまして、議会の議決をいただき、水道事業会計の強化のため、資本金に1億353万6,394円を組み入れ、また今後の企業債の元金の償還の財源としまして、減債積立金に3億9,000万円を積み立てるものです。 なお、余っております未処分利益剰余金244万7,283円は、繰越利益剰余金として次年度に繰越しいたします。 次に、議案第64号令和3年度真庭市下水道事業会計処分利益剰余金の処分について説明いたします。 同じく、タブレット100ページからが該当ページとなっております。 101ページの令和3年度真庭市下水道事業剰余金処分計算書を御覧ください。 令和3年度下水道事業会計の決算を行い、未処分利益剰余金が1億7,893万5,782円に確定いたしました。公営企業法によりまして、議会の議決いただき、今後の企業債元金償還の財源として、減債積立金に1億7,000万円を積み立てるものです。 なお、残余の未処分利益剰余金893万5,782円は、繰越利益剰余金として次年度に繰越しいたします。 以上、議案第61号から議案第64号までの補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(小田康文君) 河島勝山振興局長。 ◎勝山振興局長(河島賢治君) 議案第65号真庭市神庭の滝自然公園の指定管理者の指定について補足説明をさせていただきます。 議案集はタブレット001、102ページにございますが、説明のほうはタブレット002、別冊の指定管理者指定議案説明資料により説明させていただきます。 17ページを御覧ください。 今回、指定管理者の指定を提案しております真庭市神庭の滝自然公園は、今年3月第1回真庭市議会定例会において、指定管理者に管理を行わせることができるようにするための条例改正の議決をいただいた施設でございます。 指定管理者が行う業務は、自然公園の利用許可、料金収受、施設内の安全管理といった自然公園の運営と公園内の施設及び設備の維持管理、情報提供などの業務が主なものであり、詳細を仕様書に明示し、指定管理者候補者の募集を行いました。 次に、募集の内容ですが、募集方法は公募です。 施設の指定管理期間は、令和5年4月1日から令和8年3月31日までの3年間です。 公募の募集期間は、4月20日から6月17日までの59日間でした。 申込み状況については、一般社団法人真庭観光局、1団体のみでありました。 なお、公募期間中に開催した現地説明会への参加団体は、真庭観光局を含めて2団体ございました。 次に、選定方法ですが、指定管理者の指定手続等に関する条例に基づき、選定審議会委員を5名選任し、全委員出席の下で6月30日に選定審議会が開催され、1次審査で事業計画書、収支計画書等の申込内容の書類審査、2次審査で申込団体からの提案説明と委員との質疑応答を実施し、選定基準に基づいて審査を行いました。 審査結果につきましては、委員5人の合計審査点1,000点満点中657.5点となり、得点率は65.8%であり、指定管理者候補者として適当であるとの答申をいただき、これを受け、市は一般社団法人真庭観光局を指定管理者候補者として決定したところであります。 指定管理者候補者の概要につきましては、18ページに記載のとおりでございますので、御覧ください。 収支計画の概要につきましては、19ページに記載しておりますが、令和5年度から令和7年度の市が算定した施設納付金基準額156万3,000円に対し、候補者からの納付金の提案額は181万7,000円でありました。 また、指定管理者候補者の提案内容の概要につきましては、資料の20ページから選考審査に当たっての審査項目、審査の視点、配点、提案内容、審査点を示しております。 以上、議案第65号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 以上で補足説明が終わりました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 続きまして、日程第31、議案第66号令和4年度(2022年度)真庭市一般会計補正予算(第3号)について及び日程第32、議案第67号令和4年度(2022年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)についての2件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました議案第66号令和4年度真庭市一般会計補正予算(第3号)について及び議案第67号令和4年度真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)についての一般会計と企業会計各1件の補正予算について、その概要を説明いたします。 このたびの補正予算は、物価高騰・経済対策や脱炭素先行地域事業、災害復旧関連事業、国等の補助事業採択による事業等について補正予算を計上するものであります。 会計別で、一般会計では、3億8,068万6,000円を増額し、歳入歳出総額333億4,222万3,000円を計上しております。昨年同期と比較して6億1,748万2,000円、1.9%の増であります。 企業会計では、552万2,000円を増額しております。 会計全体では、3億8,620万8,000円の増額補正を計上しておりまして、補正後の予算総額は535億4,313万2,000円であり、昨年同期と比較して1億488万1,000円、0.2%の増であります。 以上でありますが、詳細につきましてそれぞれ担当者から補足の説明をさせますので、御審議を賜り、適切な御議決をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(小田康文君) 市長の提案説明が終わりました。 補足説明を求めます。 金谷総務部長。 ◎総務部長(金谷健君) 失礼いたします。それでは、議案第66号令和4年度真庭市一般会計補正予算(第3号)について補足説明をさせていただきます。 予算資料の014、真庭市補正予算概要説明書9月補正の2ページをお願いいたします。 歳入の主なものは、国庫支出金では、地域介護・福祉空間整備等交付金等を増額し、県支出金では、令和4年7月の豪雨に伴い、災害復旧補助金を増額しております。地方交付税では、交付額決定に伴い、普通地方交付税を増額し、また一般財源として繰越金を増額しております。 次に、歳出の主なものは、総務費では、真庭市独自のデジタル地域通貨運用実証を行う経費等を増額し、民生費では、高齢者施設等が防災・減災対策として行う施設整備に対する補助金等を増額しています。衛生費では、公共施設の脱炭素化を図るため、太陽光発電施設設置事業を計上し、農林水産業費では、物価高騰・経済対策として、堆肥購入と散布経費の補助金等を計上し、土木費では、落合垂水地区の水害対策として、樋門の改修事業等を計上しています。また、災害復旧費では、令和4年7月の豪雨の災害復旧に係る経費を増額しております。 次に、予算資料の013をお願いいたします。一般会計補正予算書のほうを御覧ください。 補正予算書の8ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為補正につきまして御説明いたします。 真庭市久世エスパスセンターの指定管理料につきまして、期間と限度額を定めております。 次の9ページを御覧ください。 第3表地方債補正の御説明をさせていただきます。 合併特例事業債、緊急自然災害防止対策事業債、災害復旧事業債等の計上に当たり、限度額を増額しております。また、臨時財政対策債の発行可能額の決定に伴いまして、限度額を減額しております。 以上、議案第66号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 中谷湯原温泉病院事務部長。 ◎湯原温泉病院事務部長(中谷由紀男君) それでは、議案第67号令和4年度真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)につきまして補足説明をさせていただきます。 資料のほうは、先ほど説明がありました予算フォルダーの資料番号の014を御覧ください。 014の3ページの2を御覧ください。 今回の補正予算は、脱炭素化を図るため、湯原温泉病院の照明のLED化を実施するものであります。 資本的収入では、LED化による企業債180万円、補助金368万1,000円を増額計上しております。資本的支出では、建設改良費として設計委託料552万2,000円を増額計上しております。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 補足説明が終わりました。 これで本日予定しておりました議事日程は全て終了いたしました。 定例会運営予定に従い、次回は9月9日金曜日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を予定いたしております。本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんから、御了承をお願いいたします。 以上、本日はこれをもって散会といたします。 大変御苦労さまでした。            午前11時39分 散会...